3/29 被災地の女子高生からの手紙

素人の乱5号店・店主日記」というサイトに

3/29に書かれた告知記事
「4月10日 反原発超巨大デモ!!!」
というのがあります。
http://ameblo.jp/tsukiji14/entry-10844839979.html#main
>高円寺の商店会連合会を通して、姉妹都市である南相馬市へ。この南相馬市
>福島第一原発から2〜30km圏内の自宅退避地区で、震災と放射能
>二重の被害を受けている地域!
>(おまけ)右下の写真はその南相馬市の女子高生のコメント!

私は以前に読みましたが、ひと月経って読み返すとあの時読んだ以上に
胸に迫って来ます。

福島第一原発事故は、最初の水素爆発を起こした翌日の3/13の時点で、
流出した放射性物質の総計からレベル7の大惨事であることは既に
判っていたという分析もあります。3/15には、レベル7基準の4倍との
記事もあちこちで読むことができます。そのような状況で、体育館に
安置される遺体や、数々の痛みの中で書かれた文章です。

コピーしておきます。【転載可・拡散希望とのことです】

                                          • -

http://ameblo.jp/tsukiji14/image-10844839979-11132290621.html

◆2011/04/20(水) 被災地の女子高生からの手紙

559■真実

助けてください
福島県南相馬市
女子高校生です

わたしは友達を津波
なくしました
私の友達は
両親をなくしました
私の無二の大親友は
南相馬でガソリンが
ないため避難できずにいます

電話やメールでしか
励ますことしかできません

親友は今も放射能の恐怖と
戦ってます

だけどもう、諦めてました

まだ16なのに
死を覚悟してるんです
じわじわと死を感じててるんです

もし助かったとしても
この先放射能の恐怖と
隣り合せなんです

政治家も国家も
マスコミも専門家も
原発上層部も全てが敵です
嘘つきです

テレビでは原発のことが
放送されなくなりつつあります
同じ津波の映像や
マスコミの心ない
インタビュー
口先だけの哀悼の意
被災を『天罰』と言った政治家

政治家はお給料でも
貯金でも叩いて助けて下さい

彼らの贅沢をやめて
被災者を生きさせて下さい

命令ばかりしないで、
安全な場所から見てないで、
現地で身体をはって助けてください

私達は・・・見捨てられました
おそらく福島は隔離されます

完全に見捨てられます
国に殺されます

私達、被災地の人間は
この先ずっと
被災者を見捨てた国を、
許さないし恨み続けます

これを見てくれた人に
伝えたいです

いつ自分の大切な人が
いなくなるかわからないです
今隣で笑ってる人が
急にいなくなることを
考えてみてください

そしてその人を
今よりもっと大切にして下さい
今、青春時代をすごす
学校が遺体安置所になってます
体育や部活をやった
体育館にはもう二度と
動かない人達が横たわってます

どうしたら真実を
一人でも多くの人に
伝えられるのか・・・
一人でも見て貰えれば幸いです
考えた末、勝手ながら
この場をお借りしました
ごめんなさい、そして
ありがとうございます

六ヶ所村再処理工場

六ヶ所村再処理工場の問題は、セラフィールド再処理工場(英国)を知ることで整理できると思います。

セラフィールド再処理工場の情報ともども、今後、更新して充実させて行く予定ですが、取り敢えず、動画へのリンクを張っておきます。

六ヶ所村問題を田中優氏が語る

プルトニウムが空気と海に流されている。サーファーが肺ガンになる!?
津軽暖流によって、北陸のウニ、サザエ、アワビ、ワカメがもう食べられなくなる。夏の風と雨により、岩手の農業が壊滅してしまう。

■海外のミュージシャンが六ヶ所村に反対
http://stop-rokkasho.org/hear/
坂本龍一などが中心になり立ち上げたサイト。英文の資料やフリーコンテンツが色々あり、KRAFTWERK (クラフトワーク) の音楽などダウンロードできます。

>ぼくたちはその音楽をwebに載せ、人々がそれを自由にダウンロードし、
>リミックスし、サンプリング、リサイクル、リモデルなどをして、再処理工場の
>ことが世界に広まるように、クリエイティブコモンズのライセンスを取得する
>つもりです.
>→坂本龍一です.(桑原茂一Diary 2006/05/10)

ひとまず解決 4/25 東電・保安院の合同会見が見られない!?

(追記)
4/27 中継は続けられることになりました。IWJからコピー。
>組織としてのIWJの参加を拒まれる可能性がありましたが、私、岩上安身
>だけでなくIWJのスタッフも全員、参加が認められました。これは、多く
>のサポーターの方々が支援の声を上げてくださったからだと思います。
>心より御礼申し上げます。
>ただ、27日現在、弁護士で、市民メディアNPJの編集長でもある日隅一雄
>さんのように、参加を拒まれているジャーナリストもおります。予断を
>許さない状況であり、引き続き注視していかなければなりません。



明日から、東京電力の会見が見られなくなりそうです。
抗議の声をあげておきます。東京電力や日本政府や
原子力安全保安院に意見書を送っても良いかも知れません。

時間はかかりますが、東京電力の会見を全部見たことがありますか?

岩上安身氏とIWJのおかげで見ることができています。
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

ニュースで流される抜粋と、実際の会見は全く異なります。
http://www.ustream.tv/recorded/14267774

私たちが一番知りたいことをジャーナリストの方々が
するどく訊いたり、回答は明言しなかったりなど、想像を
越えて、色々なことが理解できます。報道されない情報の中に
いかに多くの情報があることか!

例えば、READ 2CHの「福島原発スレ64」の
#20〜の「東電会見」という人がいます。
http://read2ch.com/r/ms/1303713251/
これは、明らかにIWJの生中継を見て、その場で文字起こし
してくれている方のログです。

素人が情報を咀嚼できずに勘違いするより、プロが取捨選択を
した情報の提供を受けるという思想で、私たちは二次情報を
受け取ってきました。

しかし、こと原発に関しては、日本や近隣諸国(場合によっては
地球規模)の方々の健康や、世界的な日本の風評、子供たちの
未来にも関わりますし、何万人の強制避難をさせられた人たち
が、家に帰れるのかどうかというような、まさに
深刻でもあり、規模も大きい国難とも言うべき重大事です。

会見の一次情報は、二次情報と全く違うこと、これを
見ることの意義を、会見が始まってから毎日、IWJと岩上安身氏は
私たちに教えてくれていました。

これが、東電・保安院の合同会見になったことで、明日から
入れるメディアを制限するようになったのです。
http://iwakamiyasumi.com/archives/8811

「信じてください」「安心を与えたい」「透明性の確保」
を最初に細野氏が述べていますが、まさに信じるためにも
安心するためにも、透明性の確保のためにも、IWJの
中継を続けられる態勢を確保して戴きたい。

事態が落ち着いたならともかく、一触即発の状態でかろうじて
最も憂慮すべき事態だけを回避できている中
、或いは、超深刻な
事態を刻一刻と刻んでいる中
、メディアを制限することは
言葉は強いかも知れませんが、文字通り暴挙ではないでしょうか。

岩上安身氏のページからコピーしておきます。

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原発事故の情報隠蔽? 断固抗議! 
2011年04月24日(日)
http://iwakamiyasumi.com/archives/8811

資料はこちら→ 事前登録について(PDFファイル)
http://iwakamiyasumi.com/wp-content/uploads/2011/04/%E4%BA%8B%E5%89%8D%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

今、青森の弘前市で、トークカフェ。懇親会の最中。そこに東京のスタッフから電話が。来週から、東電と保安院の会見が、統合本部の会見として一本化されるが、その際に、今の官房長官会見同様に、メディアの選別が行われ、組織としてのIWJは、会見の場から排除されることがわかった。

インターネット報道協会に入っているネットメディアは、参加が許されるが、協会に加入していないネットメディアは排除される。フリーのジャーナリストとしての岩上安身は、会見に参加可能だが、IWJとしては参加させないと。今日、スタッフは保安院で食い下がったが、はねのけられた。

私たち、IWJは、3月11日以来、24時間、ずっと東電と保安院の会見を中継し続け、広く国民に一次情報を提供してきた。だが、保安院は、私たちの活動を認めず、排除に動いた。原発事故の情報隠蔽が進むことを懸念するとともに、政府、東電の卑劣な姿勢に、私たちは、断固、抗議する。

岩上安身

ロシアの強制避難は5ミリシーベルト/年

チェルノブイリ関係でまとめたいと思っていたので、その時に書こうと思っていた情報を先に
コピーしておきます。

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旧ソ連最悪の原発事故 チェルノブイリの避難基準は5ミリシーベルト 
日本の福島は20ミリシーベルト

 1986年に起きたチェルノブイリ事故時のソ連の避難基準には2段階ありました。
一つは公衆被曝の1mSv/年を超えると「移住権利」が発生します。住民は移住す
るか否かを自分で選択します。もう一つ5mSv/年を超える場合、「移住義務」
なります。
 公衆被曝の法的基準を超えた場合に避難する権利が発生するのは法的に適性で
しょう。日本の場合は避難により発生する損害は東京電力に補償義務があるはず
です。 
 日本政府の避難基準は20mSv/年です。ソ連よりも4倍も甘い基準となります。
住民の被曝被害が心配です。ソ連の基準で避難をするなら、福島市郡山市も対
象となるでしょう。外国の新聞でもこの事実は報道されていますが、日本のマス
コミは沈黙を守っています。
 また、ソ連では0.5mSv/年を超える場合「放射線管理強化」となります。福島
全域のみならず、茨城北部なども管理強化すべきでしょう。

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チェルノブイリ関係は更めてまた項目を作ります。

大失言!【原発もうかる】原子力安全委員長【最後は金】班目2005年

内閣府原子力安全委員・班目春樹委員長は、そういう意味(?)で有名な方のようですがこのインタビューは良く撮ったと思います。

2005年には原子力安全委員ではなかったようですが、このような方が2010年から安全を取り締まる側の委員なんですね。

映画「六ヶ所村ラプソディー」の非公式予告編です。

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この発言……

「処理場を誘致するには最後はお金でしょ? 5倍10倍出せば誘致できるでしょう?」
というのをどうかしっかり訊いてください。
お金で動かないことは、覚悟が必要
ですが、お金で納得しちゃいけないこともあるような気がします。

この人とは、もっと別の出会い方をしたかった。例えば、

班目「開発したオーブンが失敗作でピザが焦げちゃった」
ユーザー「このうっかり者〜!(笑)」

この程度だったら、憎めない人だったのかも知れない。

あまりにもワキの甘い発言が、「この人大丈夫かなあ?」と、心配になる
ほどです。

原子力安全委員会は、「国の原子力安全行政の遂行および民主的運営を図る内閣府の「審議会等」機関」とあります。つまり、取り締まる側です。うがった見方をすれば、班目春樹氏がこのような人だからこそ登用されたとも考えうるわけです。

取り締まる側がこういう人なので、さぞ推進しやすかったでしょう。

「良かったじゃないシナリオ(事故)もあると思うんですよ。その時は原子力発電所、停まっちゃいますね」と、明言していますね。

4/21 罹災証明・被災証明 を! 原発被害者に健康管理手帳を!

日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が、内閣総理大臣経済産業大臣、厚生労働
大臣、文部科学大臣東京電力に要請した文書を紹介します。

1〜3は、非常に実効的であり、体験者だから強く要請できることのような気が致しまし
た。

私は、福島原発事故が起きてから急いで勉強し、66年経った今でも、原爆を体験した人
たちで、原爆由来のガンなどの健康被害に苦しんでいる人たちが大勢いる
ことを知りま
した。差別されることも問題で、その程度の知識はありましたが、人生を通じて、いつ
自分や家族にガンが発症するか、時にはビクビクしたり、深刻に悩みながら、暗い陰と
共に生きて来たことは、そういう方々の心の叫びのような文章を読むまで、ウカツにも
考えたことがありませんでした。

以下は、個人的に思ったことですが、
私たちは広島・長崎の原爆の教訓に学び、不必要な差別や風評被害をすることなく、
被災者をバックアップし、また、低線量放射線内部被曝がもたらす被害に関して学
び、今も悩む原爆症の方の声を訊いて社会問題と捉えたり、今後、不幸にも原発由来の
病に自分が倒れたら冷静に対処し、知人がなったら、理解と気遣いをして、しぶとく
励ましあいながら生き抜き、これまでとは少し異なる社会を模索していく時なのかなと
感じました。

ソースは、以下です。(word文書)です。
http://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/img/110421shinsai-taisaku.doc

以下、全文をコピーします。

> 内閣総理大臣
> 菅 直人 殿
>
> 日本原水爆被害者団体協議会
> 代表委員 坪井  直
> 代表委員 谷口 稜曄
> 事務局長 田中 熙巳
>
> 東日本大震災原発事故災害にあたっての要請書
>
> 人類史上未曾有の原爆の被害をうけた私たち原爆被害者は、政府、東京電力が震災と
> 原発事故災害の復旧と被災者救援のため努力されていることに大きな期待をかけてい
> ます。
> しかし、稀に見る大地震、大津波原発事故という同時3大災害とはいえ、当面の

> こころ、くらしの全面にわたる惨苦を今なお抱え続け被爆者援護にかかわる要求運

> していただきたいと思っています。
> 私たちの体験をもとに、以下の提案をいたします。
> 政府、東京電力が、これを真摯に受け止めて、実行に移されることを要請します。
>
> 記
>

>

> 時間が経つと被災者の分散が拡大して、被害の確認作業が困難になります。
> このたびの証明書には、被災状況(行方不明者も含めて)や被災後の動きなどの記入
> 欄を設けてください。
> 政府には、手厚い救済策、復興策を実施されることと期待しますが、全体的な被害状
> 況の把握の前提として、この初動措置に全力を上げられるよう要請します。
>

>  

> 後に発症することがほとんどです。政府と東京電力は、被害者の生涯にわたる定期検
> 診、医療対策など、事後の対策に責任を負わなければなりません。
> また、東京電力の命を受けて、原発内でいのちをかけて働くすべての従事者にも健康
> 管理手帳を発行するよう求めます。
> 政府、東京電力は、周辺地区の避難勧告や自主避難勧告を受けた人々に対して万全
> の対策をとる責任があります。最悪の事態を想定して対策を立てるべきです。
>

> 閉鎖しないこと。また、震災孤児対策を立てること
>
>  先の大戦で、多くの原爆孤児、戦災孤児が路頭に迷ったのを見てきた私たちは、こ
> のたびの大災害により孤児が生み出されていることを憂えています。子どもらへの施
> 策に特段の検討と配慮を要請します。
>
> 4.放射線被害について正確な情報を提供し、国民の不安を取り除くとともに風評被
> 害や被災者に対する差別をなくすこと
>
> 5.エネルギー、電力政策を、原子力依存型から、再生可能エネルギーの研究、開発、
> 利用に大転換すること
>
> 当面、今ある原子力発電所については、原子力平和利用の三原則(自主、民主、公開)
> を守って、最悪の事態を想定するとともに、最善の安全策を講じることを求めます。
>
> 6. このたびの原発事故の深刻さに学び、核兵器の廃絶をすすめること。軍事的対応
> によって日本の安全を守るという発想をやめ、憲法第9条に則り、人類共存をめざす
> 外交最優先の平和・安全政策に転換すること
>
> 7. 東京電力は、原発事故の責任を全面的に負い、与えた損害への補償をすること 
>
>
>
>  *この文書は、内閣総理大臣経済産業大臣厚生労働大臣文部科学大臣、東京
> 電力宛に提出します。

4/28 4/21 母乳から放射能&子どもまで20ミリシーベルト!?

以下、関連記事をコピーです。(一部、タイトル付けや引用など加工)

母乳から放射能が出たことはショッキングなことですし、

>確実に広がる放射能福島県内学校の75%が放射能
>「管理区域」レベルの汚染、20%が個別被ばく管理が
>必要なレベルの汚染状況にあります

これがどんな意味を持つのか。

政府の対応のせいで、子供たちに対する被害の大きさが
チェルノブイリの事故より大きくなるかも知れません。

■4/27 子供の年間被曝量の大幅引き上げを決定したのはたった2名の合議!
http://alcyone.seesaa.net/article/198086063.html
【重要】福島原発事故共同記者会見にて、恐ろしい事実が判明。原子力安全委員会が法的根拠もないまま、適当に選任した成田脩(株式会社ペスコ部長)本間俊充(独立行政法人日本原子力研究開発機)のたった2名の委員の判断によって、子どもの年間被曝量20ミリシーベルトが決められていた。


>■旧ソ連最悪の原発事故 チェルノブイリの避難基準は5ミリシーベルト 
>日本の福島は20ミリシーベルト
>
> 1986年に起きたチェルノブイリ事故時のソ連の避難基準には2段階ありました。
>一つは公衆被曝の1mSv/年を超えると「移住権利」が発生します。住民は移住す
>るか否かを自分で選択します。もう一つ5mSv/年を超える場合、「移住義務」になります。
>
> 日本政府の避難基準は20mSv/年です。ソ連よりも4倍も甘い基準となります。
>
> また、ソ連では0.5mSv/年を超える場合「放射線管理強化」となります。福島
>全域のみならず、茨城北部なども管理強化すべきでしょう。(原田裕史)

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■母乳から放射能拡散希望

2011 年 4 月 21 日

母乳調査・母子支援ネットワーク

発起人 村上喜久子・大賀あや子・宇野朗子・大石光伸・村井和美・河田昌東・向井
雪子・ 黒部信一・高橋智津子・村上麻衣


マスコミ関係者の皆様へ

母乳に放射能汚染の心配があります。
汚染の高かった地域のお母さんたちに母乳の検査を呼びかけます。
全国の皆さんに母乳検査と母子の支援を訴えます。

 私たちは、「本当に母乳に放射能汚染はないのか」という事を心配して、茨城県
お母さんたち 5 名、福島県 3 名、宮城県 1 名 に母乳を提供していただき、放射能
検査を
いたしました。その結果、茨城県のお母さんの母乳の複数から、ヨウ素? 131 が検出
されました。福島県の方の母乳は不検出( 1 名検査中)、宮城県の方の母乳も不検
出でした。(セシウ
ムは不検 出)*数値は記者会見で発表

 実際に母乳の放射能汚染があった事は衝撃です。原因は、様々考えられますが、公
開されている空気・水・野菜・原乳の 汚染の高かった地域のお母さんたちの母乳は、
もしかしたら赤
ちゃんに与えるには高いレベルにあるかもしれないと私たちは心配して います。

 今回母乳を提供してくださったお母さんたちは、赤ちゃんのためを一心に思い、勇
気をふるって協力してくださいまし た。これからこうし たお母さんたちを支援する
ために、母乳の調
査を広く実施するとともに、万一数値が検出された場合でも安全なところへの一時避
難や 安全な食べ物や水、粉ミル クや他のお母さんからの母乳の提供など、お母さん

希望される事をバックアップするネットワークを作りたいと思います。

 国は、繰り返し「直ちに健康障害の恐れはない」とだけ言いますが、果たしてそう
でしょうか。チェルノブイリでは子供 たちの白血病甲状腺ガンがピークに達した
のは 10 年 後でし
た。

 私たちは、市民のネットワークの力で母乳の放射能汚染のデータを持っておきたい
と思います。過去に原爆症水俣病カネミ油症、薬害 等々、国の研究は被害者で
ある市民を守るも
のではなく、長年被害者を苦しめる側にありました。今もって母乳の調査がされてい

い、又は発表されない事は国 は内部被曝の証拠が消えるのを待っているのでしょう
か。


 母乳調査は、目には見えない内部被曝の実態を唯一目に見える数値にする指標とも
なります。いろいろな食べ物や環境、 生活パターンなどを合わせてデータ化するこ
とは、貴重な内部
被曝の実態とその原因や対策を考えるきっかけにもなると確信します。

 『母乳調査・母子支援ネットワーク』は、福島県茨城県を始めとする放射能汚染
を受ける 可能性のある地域 のお母さんに向けて母乳検査を呼びかけると共に、全国
の皆
さんに、母子を支援する検査の資金カンパ、母子を支援する様々な取り組 みにお力
をお貸しいただけ ますよう、呼びかけます。

カンパ先 郵貯 普通 12170 70089991 母乳調査・母子支援ネットワーク

毎日新聞
福島第1原発:4人の母乳からヨウ素 民間検査会社分析
http://mainichi.jp/select/today/news/20110422k0000m040118000c.html



福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、原子力安全委員会が子どもは
年10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましいとの見解を示しましたが、文部
科学省はあくまで「基準は20ミリシーベルト」とし、子どもの年間被ばく限度
も一般人と同等に扱うとしています。行政の都合により子どもたちが被ばくの危
険に晒されています。

確実に広がる放射能福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染、
20%が個別被ばく管理が必要なレベルの汚染状況にあります。子どもたちを原
発内で遊ばせるようなものです

東洋経済新聞『確実に広がる放射能福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染』
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/77b1f6c632e436b9bd3d14d5796877ee/page/1/
> 東京電力福島第1原子力発電所の事故から1カ月。その間放出される放射性物質は、
>福島県を中心に確実に広まっているようだ。同原発から約40キロメートル離れた、
>福島県飯舘村で、そのデータが示された。
>
> 3月28、29日に京都大学原子炉実験所の今中哲司氏を中心とする飯舘村周辺放射能
>汚染調査チームが行った空間・土壌での調査結果によると、3月15日からの積算での
>被曝量は、同村内で最高95ミリシーベルト(曲田地区)に達した。また、同村役場
>で30ミリシーベルトと予測されるとの結論が出た


○福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)の4/17のブログのコメント欄に
福島のお母さんから多数の叫び声が寄せられています
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html


この問題で、原子力安全委員会文部科学省宛で質問書を4月15日付で福島み
ずほ事務所を通じて提出し、これに基づき4月21日の木曜日に対政府交渉を行
うことが決まりました。ご賛同いただいた厚生労働省交渉をうけた政府宛要望書
の提出も同時に行われます。事前の打ち合わせからご参加ください。

阪上 武(福島老朽原発を考える会)



■子供の被曝限度20ミリシーベルト/年の撤回を求めるがダメ

浅井健治@週刊MDS編集部です。複数のMLに投稿します。

きょう参院議員会館で、福島県の学校の校庭利用における「被曝限度年20ミリ
シーベルト」の撤回を求めて「福島老朽原発を考える会」などが原子力安全委員
会、文部科学省と交渉しました。

回答はひどいものでした。文科省の担当者は「放射線管理区域」とは何かさえ
知りませんでした。原子力安全委員会は諮問から回答までわずか2時間で、会議
も開かず「20ミリOK」を決めたとのこと。菅政権は福島の子どもたちを見殺しで
す。

交渉に先立って、福島から来た一人のお母さんが以下のような発言をしました。
ICレコーダの録音から起こしたものなので、聞き間違いなどがあることはご容赦
ください。

−ここから−

 私はただの主婦です。5人の子どもを育てている主婦です。ここにいる方の
ような学問も知識もありません。わが子の命を守りたいとここに来た。
 生きることの大切さを子どもに伝えてきたつもりだ。その生きる大切さを一
瞬のうちに奪われてしまった現実を伝えたい。
 福島の子どもたちは学校の中に押し込められて、ぎゅうぎゅうづめで通って
いる。それが20ミリシーベルトという数字が発表になったその日に、教育委員会
は「もうここで活動していいです」と言ってきた。本当にそれで安全なのか分か
らないまま子どもを学校に通わせるのは不安だというお母さんはたくさんいる。
 家庭の中でも、お父さんとお母さんの意見が違う、おじいちゃんとおばあち
ゃんの意見が違う。子どもたちはその中で翻弄されて、家庭崩壊につながってい
る家庭もある。学校に送り出した後に、罪悪感で涙するお母さんもいる。いろん
なことが起こっている。
 私たちただの主婦が分かるように説明してください。東大や京大や慶応や早
稲田を卒業した人たちが地域に住んでるんじゃないんです。私たちは中学や高校
しか出ていない。でも、子どもを守りたいという母親の気持ちはどこに行っても、
日本中、世界中いっしょです。それを、あなたたちのような安全なところでのう
のうと毎日を生活している人たちに数字だけで決められたくない。半径10キロ以
内のところに対策本部を持ってきなさい。
 どんな思いでとどまっているか、知らないでしょう。私たちは離れられない
んです、あの場所を。生まれた時からずっと何十年も住んでるんです。子どもた
ちも、おじいちゃんおばあちゃんも、あの場所を離れたら…。
 こんなひどいことをしておいて、数字の実験? ふざけんじゃないよ。
 こんなことが許されるんですか。私はとてもじゃないけど冷静な気持ちでこ
の場にいられない。あなたたちの給料、あなたたちの家族を全部、福島県民のた
めに使いなさい。福島県民を全員、東電の社員にしなさい。給料を払いなさい。
そして安全を保障してください。
 私たちは子どもたちを普通の生活に戻してあげたいんです。母親のこの願い
をかなえてください。

−ここまで−