4/28 4/21 母乳から放射能&子どもまで20ミリシーベルト!?

以下、関連記事をコピーです。(一部、タイトル付けや引用など加工)

母乳から放射能が出たことはショッキングなことですし、

>確実に広がる放射能福島県内学校の75%が放射能
>「管理区域」レベルの汚染、20%が個別被ばく管理が
>必要なレベルの汚染状況にあります

これがどんな意味を持つのか。

政府の対応のせいで、子供たちに対する被害の大きさが
チェルノブイリの事故より大きくなるかも知れません。

■4/27 子供の年間被曝量の大幅引き上げを決定したのはたった2名の合議!
http://alcyone.seesaa.net/article/198086063.html
【重要】福島原発事故共同記者会見にて、恐ろしい事実が判明。原子力安全委員会が法的根拠もないまま、適当に選任した成田脩(株式会社ペスコ部長)本間俊充(独立行政法人日本原子力研究開発機)のたった2名の委員の判断によって、子どもの年間被曝量20ミリシーベルトが決められていた。


>■旧ソ連最悪の原発事故 チェルノブイリの避難基準は5ミリシーベルト 
>日本の福島は20ミリシーベルト
>
> 1986年に起きたチェルノブイリ事故時のソ連の避難基準には2段階ありました。
>一つは公衆被曝の1mSv/年を超えると「移住権利」が発生します。住民は移住す
>るか否かを自分で選択します。もう一つ5mSv/年を超える場合、「移住義務」になります。
>
> 日本政府の避難基準は20mSv/年です。ソ連よりも4倍も甘い基準となります。
>
> また、ソ連では0.5mSv/年を超える場合「放射線管理強化」となります。福島
>全域のみならず、茨城北部なども管理強化すべきでしょう。(原田裕史)

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■母乳から放射能拡散希望

2011 年 4 月 21 日

母乳調査・母子支援ネットワーク

発起人 村上喜久子・大賀あや子・宇野朗子・大石光伸・村井和美・河田昌東・向井
雪子・ 黒部信一・高橋智津子・村上麻衣


マスコミ関係者の皆様へ

母乳に放射能汚染の心配があります。
汚染の高かった地域のお母さんたちに母乳の検査を呼びかけます。
全国の皆さんに母乳検査と母子の支援を訴えます。

 私たちは、「本当に母乳に放射能汚染はないのか」という事を心配して、茨城県
お母さんたち 5 名、福島県 3 名、宮城県 1 名 に母乳を提供していただき、放射能
検査を
いたしました。その結果、茨城県のお母さんの母乳の複数から、ヨウ素? 131 が検出
されました。福島県の方の母乳は不検出( 1 名検査中)、宮城県の方の母乳も不検
出でした。(セシウ
ムは不検 出)*数値は記者会見で発表

 実際に母乳の放射能汚染があった事は衝撃です。原因は、様々考えられますが、公
開されている空気・水・野菜・原乳の 汚染の高かった地域のお母さんたちの母乳は、
もしかしたら赤
ちゃんに与えるには高いレベルにあるかもしれないと私たちは心配して います。

 今回母乳を提供してくださったお母さんたちは、赤ちゃんのためを一心に思い、勇
気をふるって協力してくださいまし た。これからこうし たお母さんたちを支援する
ために、母乳の調
査を広く実施するとともに、万一数値が検出された場合でも安全なところへの一時避
難や 安全な食べ物や水、粉ミル クや他のお母さんからの母乳の提供など、お母さん

希望される事をバックアップするネットワークを作りたいと思います。

 国は、繰り返し「直ちに健康障害の恐れはない」とだけ言いますが、果たしてそう
でしょうか。チェルノブイリでは子供 たちの白血病甲状腺ガンがピークに達した
のは 10 年 後でし
た。

 私たちは、市民のネットワークの力で母乳の放射能汚染のデータを持っておきたい
と思います。過去に原爆症水俣病カネミ油症、薬害 等々、国の研究は被害者で
ある市民を守るも
のではなく、長年被害者を苦しめる側にありました。今もって母乳の調査がされてい

い、又は発表されない事は国 は内部被曝の証拠が消えるのを待っているのでしょう
か。


 母乳調査は、目には見えない内部被曝の実態を唯一目に見える数値にする指標とも
なります。いろいろな食べ物や環境、 生活パターンなどを合わせてデータ化するこ
とは、貴重な内部
被曝の実態とその原因や対策を考えるきっかけにもなると確信します。

 『母乳調査・母子支援ネットワーク』は、福島県茨城県を始めとする放射能汚染
を受ける 可能性のある地域 のお母さんに向けて母乳検査を呼びかけると共に、全国
の皆
さんに、母子を支援する検査の資金カンパ、母子を支援する様々な取り組 みにお力
をお貸しいただけ ますよう、呼びかけます。

カンパ先 郵貯 普通 12170 70089991 母乳調査・母子支援ネットワーク

毎日新聞
福島第1原発:4人の母乳からヨウ素 民間検査会社分析
http://mainichi.jp/select/today/news/20110422k0000m040118000c.html



福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、原子力安全委員会が子どもは
年10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましいとの見解を示しましたが、文部
科学省はあくまで「基準は20ミリシーベルト」とし、子どもの年間被ばく限度
も一般人と同等に扱うとしています。行政の都合により子どもたちが被ばくの危
険に晒されています。

確実に広がる放射能福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染、
20%が個別被ばく管理が必要なレベルの汚染状況にあります。子どもたちを原
発内で遊ばせるようなものです

東洋経済新聞『確実に広がる放射能福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染』
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/77b1f6c632e436b9bd3d14d5796877ee/page/1/
> 東京電力福島第1原子力発電所の事故から1カ月。その間放出される放射性物質は、
>福島県を中心に確実に広まっているようだ。同原発から約40キロメートル離れた、
>福島県飯舘村で、そのデータが示された。
>
> 3月28、29日に京都大学原子炉実験所の今中哲司氏を中心とする飯舘村周辺放射能
>汚染調査チームが行った空間・土壌での調査結果によると、3月15日からの積算での
>被曝量は、同村内で最高95ミリシーベルト(曲田地区)に達した。また、同村役場
>で30ミリシーベルトと予測されるとの結論が出た


○福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)の4/17のブログのコメント欄に
福島のお母さんから多数の叫び声が寄せられています
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html


この問題で、原子力安全委員会文部科学省宛で質問書を4月15日付で福島み
ずほ事務所を通じて提出し、これに基づき4月21日の木曜日に対政府交渉を行
うことが決まりました。ご賛同いただいた厚生労働省交渉をうけた政府宛要望書
の提出も同時に行われます。事前の打ち合わせからご参加ください。

阪上 武(福島老朽原発を考える会)



■子供の被曝限度20ミリシーベルト/年の撤回を求めるがダメ

浅井健治@週刊MDS編集部です。複数のMLに投稿します。

きょう参院議員会館で、福島県の学校の校庭利用における「被曝限度年20ミリ
シーベルト」の撤回を求めて「福島老朽原発を考える会」などが原子力安全委員
会、文部科学省と交渉しました。

回答はひどいものでした。文科省の担当者は「放射線管理区域」とは何かさえ
知りませんでした。原子力安全委員会は諮問から回答までわずか2時間で、会議
も開かず「20ミリOK」を決めたとのこと。菅政権は福島の子どもたちを見殺しで
す。

交渉に先立って、福島から来た一人のお母さんが以下のような発言をしました。
ICレコーダの録音から起こしたものなので、聞き間違いなどがあることはご容赦
ください。

−ここから−

 私はただの主婦です。5人の子どもを育てている主婦です。ここにいる方の
ような学問も知識もありません。わが子の命を守りたいとここに来た。
 生きることの大切さを子どもに伝えてきたつもりだ。その生きる大切さを一
瞬のうちに奪われてしまった現実を伝えたい。
 福島の子どもたちは学校の中に押し込められて、ぎゅうぎゅうづめで通って
いる。それが20ミリシーベルトという数字が発表になったその日に、教育委員会
は「もうここで活動していいです」と言ってきた。本当にそれで安全なのか分か
らないまま子どもを学校に通わせるのは不安だというお母さんはたくさんいる。
 家庭の中でも、お父さんとお母さんの意見が違う、おじいちゃんとおばあち
ゃんの意見が違う。子どもたちはその中で翻弄されて、家庭崩壊につながってい
る家庭もある。学校に送り出した後に、罪悪感で涙するお母さんもいる。いろん
なことが起こっている。
 私たちただの主婦が分かるように説明してください。東大や京大や慶応や早
稲田を卒業した人たちが地域に住んでるんじゃないんです。私たちは中学や高校
しか出ていない。でも、子どもを守りたいという母親の気持ちはどこに行っても、
日本中、世界中いっしょです。それを、あなたたちのような安全なところでのう
のうと毎日を生活している人たちに数字だけで決められたくない。半径10キロ以
内のところに対策本部を持ってきなさい。
 どんな思いでとどまっているか、知らないでしょう。私たちは離れられない
んです、あの場所を。生まれた時からずっと何十年も住んでるんです。子どもた
ちも、おじいちゃんおばあちゃんも、あの場所を離れたら…。
 こんなひどいことをしておいて、数字の実験? ふざけんじゃないよ。
 こんなことが許されるんですか。私はとてもじゃないけど冷静な気持ちでこ
の場にいられない。あなたたちの給料、あなたたちの家族を全部、福島県民のた
めに使いなさい。福島県民を全員、東電の社員にしなさい。給料を払いなさい。
そして安全を保障してください。
 私たちは子どもたちを普通の生活に戻してあげたいんです。母親のこの願い
をかなえてください。

−ここまで−