ひとまず解決 4/25 東電・保安院の合同会見が見られない!?

(追記)
4/27 中継は続けられることになりました。IWJからコピー。
>組織としてのIWJの参加を拒まれる可能性がありましたが、私、岩上安身
>だけでなくIWJのスタッフも全員、参加が認められました。これは、多く
>のサポーターの方々が支援の声を上げてくださったからだと思います。
>心より御礼申し上げます。
>ただ、27日現在、弁護士で、市民メディアNPJの編集長でもある日隅一雄
>さんのように、参加を拒まれているジャーナリストもおります。予断を
>許さない状況であり、引き続き注視していかなければなりません。



明日から、東京電力の会見が見られなくなりそうです。
抗議の声をあげておきます。東京電力や日本政府や
原子力安全保安院に意見書を送っても良いかも知れません。

時間はかかりますが、東京電力の会見を全部見たことがありますか?

岩上安身氏とIWJのおかげで見ることができています。
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

ニュースで流される抜粋と、実際の会見は全く異なります。
http://www.ustream.tv/recorded/14267774

私たちが一番知りたいことをジャーナリストの方々が
するどく訊いたり、回答は明言しなかったりなど、想像を
越えて、色々なことが理解できます。報道されない情報の中に
いかに多くの情報があることか!

例えば、READ 2CHの「福島原発スレ64」の
#20〜の「東電会見」という人がいます。
http://read2ch.com/r/ms/1303713251/
これは、明らかにIWJの生中継を見て、その場で文字起こし
してくれている方のログです。

素人が情報を咀嚼できずに勘違いするより、プロが取捨選択を
した情報の提供を受けるという思想で、私たちは二次情報を
受け取ってきました。

しかし、こと原発に関しては、日本や近隣諸国(場合によっては
地球規模)の方々の健康や、世界的な日本の風評、子供たちの
未来にも関わりますし、何万人の強制避難をさせられた人たち
が、家に帰れるのかどうかというような、まさに
深刻でもあり、規模も大きい国難とも言うべき重大事です。

会見の一次情報は、二次情報と全く違うこと、これを
見ることの意義を、会見が始まってから毎日、IWJと岩上安身氏は
私たちに教えてくれていました。

これが、東電・保安院の合同会見になったことで、明日から
入れるメディアを制限するようになったのです。
http://iwakamiyasumi.com/archives/8811

「信じてください」「安心を与えたい」「透明性の確保」
を最初に細野氏が述べていますが、まさに信じるためにも
安心するためにも、透明性の確保のためにも、IWJの
中継を続けられる態勢を確保して戴きたい。

事態が落ち着いたならともかく、一触即発の状態でかろうじて
最も憂慮すべき事態だけを回避できている中
、或いは、超深刻な
事態を刻一刻と刻んでいる中
、メディアを制限することは
言葉は強いかも知れませんが、文字通り暴挙ではないでしょうか。

岩上安身氏のページからコピーしておきます。

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原発事故の情報隠蔽? 断固抗議! 
2011年04月24日(日)
http://iwakamiyasumi.com/archives/8811

資料はこちら→ 事前登録について(PDFファイル)
http://iwakamiyasumi.com/wp-content/uploads/2011/04/%E4%BA%8B%E5%89%8D%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

今、青森の弘前市で、トークカフェ。懇親会の最中。そこに東京のスタッフから電話が。来週から、東電と保安院の会見が、統合本部の会見として一本化されるが、その際に、今の官房長官会見同様に、メディアの選別が行われ、組織としてのIWJは、会見の場から排除されることがわかった。

インターネット報道協会に入っているネットメディアは、参加が許されるが、協会に加入していないネットメディアは排除される。フリーのジャーナリストとしての岩上安身は、会見に参加可能だが、IWJとしては参加させないと。今日、スタッフは保安院で食い下がったが、はねのけられた。

私たち、IWJは、3月11日以来、24時間、ずっと東電と保安院の会見を中継し続け、広く国民に一次情報を提供してきた。だが、保安院は、私たちの活動を認めず、排除に動いた。原発事故の情報隠蔽が進むことを懸念するとともに、政府、東電の卑劣な姿勢に、私たちは、断固、抗議する。

岩上安身